3)2回目摺漆
①漆を伸ばす溶剤の割合は1回目より少なくします。
②前回同様にタンポで摺り込み、ムラが残らないように丁寧に拭き上げます。
③漆室で乾かします。 摺漆の回数が増えるに従って、漆風呂の湿度を少なめに調整します。湿度を下げると乾く時間が長くなりますが良い艶が得られます。
④3回目以降は漆を溶剤で薄めずに生漆のまま摺り込みます。
目的の艶が得られるまで①~③を5回以上繰り返します。 以上の行程により、基本の摺漆が完成しました。
前のページへ・ホームへ・次のページへ