4)胴摺り、艶上げ摺り漆、艶上げ磨き
塗膜を乾かし固めた後、表面を更に滑らかにしたい時やホコリが付着して乾き固まった場合は胴摺りをします。
#1200以上の目の細かいペーパーで水研ぎします。
菜種油と砥の粉を用意します。
砥の粉と菜種油を指で練り、混ぜ合わせます。
混ぜた物を指に付け、塗り重ねた漆の表面を丁寧に磨きます。
中性洗剤を綿につけて、胴摺りした油やカスを洗います。
油分が残らないように
洗剤も水で綺麗に洗い流し、木綿布で拭き上げます。
砥の粉の代わりに三和磨粉クリーム(獄細目)を使っても良いですし、ユニコン845(超微粒子)などのコンパウンドで磨いても良いです。
完成です。
好みの艶に仕上げて楽しめます。